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アジアの有名校を2校経験!NUS MBA Exchange入学者インタビュー

(写真=Asia de MBA)
(写真=Asia de MBA)

MBAでのメリットとして、他の大学に交換留学ができるというものがあります。

通常、アジアMBAの人はUSやEUの有名大学にExchangeしたいという人が多いようですが、香港中文大学(CUHK)からNUSへExchangeされているS.Kさんに今回はインタビューして、香港とシンガポールの違いについて聞いてきました。それでは、どうぞ。

プロフィール

S.Kさん
■東京外国語大学卒業
■新卒で広告代理店に入社
■以後、一貫してマーケティング畑を歩む
■前職は、某映画配給会社にてデジタルマーケティング部門のマネジャーとして活躍
■2015年7月CUHK(香港中文大学)MBA入学
■2016年8月よりNUS(シンガポール国立大学)MBAにExchange Studentとして入学

Why MBA?

ーー MBAを目指されたきっかけを教えて下さい。

私はこれまでの13年間の職歴で、新卒に入社した広告代理店から前職の映画配給会社まで一貫してマーケティング畑を歩んできました。前職ではデジタルマーケティングのマネジャーとして映画のネット広告、プロモーションの策定などを責任ある立場で遂行してきました。

しかし、それらの仕事をしていく中でビジネスへの包括的な理解が欠けていると感じることがありました。というのも、大学時代は外国語大学で主に語学を勉強していたので、ビジネスの勉強というのもはほとんどしていませんでした。私のバックグラウンドであるマーケティングにおいても座学としてじっくりと学んだことはなく、経験や感覚値を頼りにして仕事をしてきた感があり、理論を学べばもっと強いだろうなと感じていました。

また、前職の上司はニューヨーク大学でMBAを取得。General Managerだけでなくなんと営業部長までMBAを取得しており、これはMBAを取得しないと上には上がれないのでは、と思いました。

ーー アメリカでは管理職以上がMBAを取るのは当たり前という話しを聞いたことがあります。

はい、前職の会社では皆がMBAを持っていて。

それでMBAに興味を持ち始めたのですが、調べてみるとアジアのMBAが面白そうということが分かりました。実はこれまでのキャリアの中ではシンガポールで1年間仕事をしたことはありましたし、アジアという場所が好きでした。

それでFTなどのランキングを調べていくと、シンガポールよりも香港の方がランキングが高いことが分かり、香港のMBAに興味を持ち始めました。

Why Asia?

ーー アジア面白いですよね。僕もアジアの魅力に取り憑かれています。

そうなんですよ、私は中国ビジネスを勉強したかったというのもありましたし、卒業後はアジアで働きたいと思っていました。

アジアで働くためには、アジアの有名な大学を卒業すればかなりのアドバンテージになると思い、FTのランキングをもとに学校のリサーチを進めていきました。その中でFTランキング26位の香港中文大学(CUHK)が目に留まったんです。

ーー CUHKを選んだ理由はランキング以外にありますか?

まずCUHKはアジアMBAの中でも一二を争うほど歴史が長く、50年以上の歴史を誇っています。当然、アルムナイも多く、卒業後成功している人も多いと聞いています。

また、香港MBAとの比較で言えば、香港科技大学(HKUST)はファイナンスが強く、香港大学(HKU)は欧米Top校へのExchangeが必須という強みがある中、CUHKはマーケティングとアントレを強みに押していて自分にはぴったりだと思いました。

まぁ、CUHKは香港中心部から少し遠く、学校名に”中文”が付くのはどうか(笑)と思ったりしますが、CUHKから提供されるプログラムには満足しています。

ーー CUHKでの約1年を経て、NUSに来られたのはなぜですか?

率直に言って、シンガポールで仕事を探すためです。香港に住居を置きながら就職活動をするよりも、NUSで学びながら職を探した方が効率的だと思いました。

また、シンガポールは以前より教育に力を入れていると聞いたことがあり、最高学府であるNUSでどのような教育が行われているのかについても興味がありました。

ーー シンガポールには以前1年間住まれた経験があるとのことですが、香港とシンガポールの違いをどう感じていますか?

MBAでの違いに関して言えば、CUHKは半分以上が中国・台湾人で授業以外では中国語が飛び交い、ここは中国かと錯覚することがあります。学校名に”中文”と付いているだけあって中国との繋がりは強いと感じています。

また、授業内容に関しては、CUHKは中国と欧米のケースがメインであるのに対し、NUSでは東南アジアのケースがメインとなっていて、NUSにExchangeすることで世界の大部分のケースをカバーできたのは幸いでした。

ーー NUSも中国人は多いですがこちらで存在感を放っているのは圧倒的にインド人で、香港とシンガポール、改めて地理的な違いを感じますね。

はい、CUHKもインド人は居ますがやはり中国人の存在感が大きいです。

あと、香港とシンガポール自体の違いという話しでは、香港は皆がせかせかしていて歩くのもご飯食べるのも早いです(笑)。また、英語は意外と通じないので、誰でも英語が理解できるシンガポールと違って言語障壁が高いのは確かです。

シンガポールは先ほど言った言語に加えて、気候的にも快適で過ごしやすいですし、街が綺麗なイメージがあります。また、シンガポールは教育に力を入れていて、勉強にじっくりと集中できる環境が整っていますね。

ーー 香港とシンガポールの比較ありがとうございました。それでは、最後に受験生に一言お願いします!

MBA受験は誰にとっても大変なものですが”為せば成る”と自分の経験から断言できます。

私がMBAの準備を始めたのは受験前年の10月で準備期間は6ヶ月しかありませんでした。年齢的なリミットという要素もありましたが、今回が最後という気持ちで臨み、平日夜は11時まで仕事、朝3時くらいまで勉強。休日は終日を勉強に費やしました。その結果テストの点数も学校の要求を超え、出願校から熱烈なオファーを貰う形で私のMBA受験は”合格”という結果に終わりました。

MBAは総合的に自分のやりたいことを学べ、様々な経験ができることが魅力です。特にCUHKでは、マーケティングやアントレを強く押し出していることもあり、メディア系のバックグラウンドの方も入学し、MBAに入学する方のバックグラウンドとして多い職業とは異なった人とコネクションを作ることも可能です。

最後まで諦めなければなんとかなるので、頑張ってください!

最後に

アジアMBAの学生は一般的に欧米MBAにExchangeすることが多いですが、アジアMBA+アジアMBA、という道を選ばれたS.Kさん。アジアが好きという想いが伝わってきました。香港とシンガポールというアジアの2大都市で学び、ネットワークを築かれているのは本当に羨ましいと思いました。

Asia de MBA編集部では、アジアMBAにExchangeで来られた方も含めて、これからも様々なバックグラウンドの方にインタビューを実施していきます!

(提供:Asia de MBA)

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