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投資先を提案してくれる「ロボアド」とは?

投資に対する考え方や自分が取れるリスクについてのいくつかの質問に答えるだけで、最適な投資ポートフォリオを提案してくれるロボットアドバイザー(ロボアド)。欧米に遅れていた日本でも、最近ではメガバンクも参入するなど盛り上がりを見せています。

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(写真=a-image/Shutterstock.com)

 

ロボアドが登場する以前は、最適なポートフォリオを提案してくれるサービスといえば、ラップ口座でした。しかしこれは資産が数千万円といった富裕層を対象としたもの。手数料もそれなりに高額に設定されていました。しかしロボアドは「ロボット」が提案してくれるだけに手数料が安いのが特徴です。

具体的には、インターネットやスマホのアプリで、個人投資家の資産運用を支援してくれるサービスです。簡単な質問に答えれば、投資家一人ひとりの投資目的やリスク許容度にあった最適なポートフォリオを提示してくれます。

助言型と一任型があり、いずれもポートフォリオを提示してくれる点は同じですが、一任型では、運用方針に従って投資信託やETF、個別株式などでポートフォリオを構成、適宜自動リバランスしながら運用までしてくれます。

ロボアド先進国の米国で最も知られているのはBetterment(ベターメント)です。年金大手のフィデリティと提携しています。ほかにもWealthfront(ウェルスフロント)やPersonal Capital(パーソナル・キャピタル)などが知られています。

また新しく誕生したフィンテック企業だけでなく、既存の大手金融機関も参入しています。世界最大級の投信運用会社バンガード・グループや大手証券チャールズ・シュワブなども参入し、力を入れています。

日本でも遅ればせながらサービスが始まっています。

10万円から始められる「THEO(テオ、お金のデザイン提供)」や手数料が預かり資産の1%しかからない「WealtnNavi(ウェルスナビ)」、マネックス・セゾン・バンガード投資顧問の「MSV LIFE」、ETFではなく投資信託に投資する楽天証券の「楽ラップ」、エイト証券は米国ETFを投資対象とする「エイトナウ」を提供していましたが、2017年1月から1万円から投資できる「クロエ」も始めました。また近くサービス開始が予定されている「FOLIO(フォリオ)」は開発段階から注目されています。

これらの一任型のほかに助言型として、「野村のゴールベース(野村證券)」、「SMART FOLIO(みずほ銀行)」、「FUND ME(カブドットコム証券)」などがあります。最近でも昨年末に松井証券が「投信工房」を始めました。

それぞれ似ているようで、手数料や信託報酬などのコスト面で違いがあるので、専門家のコラムなどを参照しながら、比較するとよいでしょう。

筆者プロフィール/一村 明博
東京都出身。成蹊大学法学部卒業。1993年、大和証券入社。富裕層や中小企業オーナーを主な顧客とする個人営業に従事し、常に全国トップクラスの営業成績を残す。入社3年目には全国NO.1を獲得。その後、2001年に松井証券入社。2004年、最年少(当時)で同社営業推進部長、そして2006年には同社取締役に就任。
高度かつ専門的な知識が必要とされる金融業界において20年以上にわたり500人以上の部下を育てた人材育成のプロフェッショナル。
〈お問い合わせ先〉 info@zuuonline.com

株式会社ZUU
http://zuu.co.jp/
東京都目黒区青葉台3-6-28 住友不動産青葉台タワー9F

2017年4月号の記事より(提供:Biglife 21)

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