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経営に悩んだときに手に取れば答えが!一流のメンター相手に壁打ちをさせてもらっているかの経営者必読本『0 to 100 会社を育てる戦略地図』

本書『0 to 100 会社を育てる戦略地図』(山口豪志著、ポプラ社)は、クックパッド上場やランサーズ急進を支えた事業戦略家の山口豪志さんが、自らの起業やアクセラレーションの経験を通して俯瞰的に起業から成長までを一枚の地図に収めて著した挑戦的な試みです。

0 to 100 会社を育てる戦略地図
(写真=BigLife21)

 

山口さんについては、過去に何度か小誌でも取り上げてきました。詳しくは下記の記事を読んで頂きたいですが、そのキャリアはクックパッド、ランサーズと一貫して今をときめく有名ベンチャーの創業期に入社して実際に成長期のハブを担い、成長に多くの貢献を果たした人です。

そして株式会社54を起業後は数多くのスタートアップ企業を支援&投資して、現在はプロトスター社で「100年続く産業創出エコシステムを創る」べく、起業家や投資家、事業会社への複合的な支援を行っています。

0 to 100 会社を育てる戦略地図
山口豪志さん(写真=BigLife21)

こうした経歴や実績からもわかる通り、企業を如何に成長させるかという点に於いて、日本有数のプロフェッショナルと言えるでしょう。

その山口さんが言います。「ビジネスには再現性がある。そのような仮説をもとに、私がこれまで検証し、見出してきた傾向と対策のすべてを、本書に盛り込んだ」と。

本書の優れたアプローチ

実際に本書は発売されるや、即座にAmazonのビジネス・経済カテゴリ―ランキングで1位を獲得しました。そして、本書が名著たることについては、読んだ方の声が何より物語っています。以下はAmazonに書かれているコメントです。

「僕自身起業家をして長いですが、それでもここまで丁寧に説明されると、少し漏れがあったところが補完されて参考になるばかりです。起業家を志す人だけでなく、現在起業家をされてる方、そしてどのフェイズにおいてもオススメです。まさに新たな必読書の誕生だと思います!」

「この書籍は起業を志す人や起業家にとって、「非常に心強いメンター」である。必携の一冊。」

なぜ、ここまで本書が絶賛されるのか。

それは山口さんのアプローチが他のコンサルタントや投資家に比べると独特だからに他なりません。

というのも、本の冒頭で彼が告白していますが、実は山口さんは大学時代に昆虫研究をしていたという変わり種です。

そこで培った科学的アプローチでビジネスをブレークダウンしていくことで、仮説を立てて検証して、再現性のある法則を見つけることに彼は長けているのです。

山口さんの企業の見方がトンボの眼さながら様々な角度から事象を正確に捉えていることは、今日数多のメディアから、彼がスタートアップの成長請負人と称されて、もてはやされていることで証左となっています。

ところで、世の多くのビジネス本を読んでも、そこで書かれている成功のノウハウは、経営者の資質に帰属される、きわめて再現性が乏しいものが目立ちます。

読後、主人公が辿った劇的な成功譚や一級品のビルドゥングスロマンとなると経営者のぶっ飛んだエピソードや内容の面白さのみが悪目立ちして、高揚や満足感は見いだせるのですが、では「自分がどう行動を起こせばいいのかがわからない」ということが往々にしてあるものです。

その点、本書が秀逸なのは、〈0〉から〈100〉まで会社を育てていく大きな流れを、6つのフェイズに分けて追体験できることと、チェックシートの出来の良さです。

経営に悩んだ時に、自社の事業フェイズに合わせて本書を開けば、自分が見据えるべき方向感を取り戻すことができるはずです。

チェックシートの各内容は、実際に本書を手に取って確認して頂きたいですが、まるで一流のメンターを前に壁打ちを行わせてもらっているかのごとく、著者の経験に基づいたビジネス指南がとても丁寧に掘り起こされていることがわかります。

最近は、起業のための支援の仕組みは沢山あり、起業そのものは誰でもできるようになりました。しかし、そのあとの成長、存続は非常に難しいことに変わりはありません。それは、成長に向けての地図と道しるべがないからに他なりません。その点、本書は新しいビジネスの教科書となりえます。

どのような企業であれ、成長の軌跡は大体同じで、直面する課題も同じ」と喝破する山口さんは、本書で各事業フェイズを以下の6段階に分けてわかりやすく解説しています。

ビジネスに共通する原理原則を会社の成長段階(フェイズ)に合わせて、

プロローグ 6つの成長段階(フェイズ)を知る
フェーズ1〈→0〉(ゼロマエ)起業前夜
フェーズ2〈0→1〉(ゼロイチ)顧客の発見
フェーズ3〈1→10〉(イチジュウ)商品の完成
フェーズ4〈10→30〉(ジュウサンジュウ)採用と組織づくり
フェーズ5〈30→50〉(サンジュウゴジュウ)新規事業開発
フェーズ6〈50→100〉(ゴジュウヒャク)上場に向けて
エピローグ 〈100〉の先へと進むすべての人へ

<>内の数字は、フェーズ3以降は、社員数と大体同じと思ってよいでしょう。

これから起業を検討する方にとっては、先々の地図をもって、起こりうるであろう課題をあらかじめ整理しておくことが重要です。

すでに起業した方は、自身がどこにいるのか、教えてもらえます。

また、どこからでも読めるようになっており、最初のマイルストーンであるフェイズ6上場を意識し、逆算していく形で読んでも面白いでしょう。

とにかくわかりやすいので、マニュアル的使い勝手もよく、手元に置いておき、忘れたころに参照したり、部下指導に活用したり、何かと便利な企業成長のロードマップのガイドです。

ここに、これからの時代の経営者にとって、必読の書が生まれたことをお伝えします。

0 to 100 会社を育てる戦略地図
(webサイトより)

「ゼロイチ」の先がいちばん難しい。

起業〈0 to 1〉から上場〈0 to 100〉まで。

この1冊で、必要な戦略がぜんぶわかる!

クックパッド上場、ランサーズ急進を実現した事業戦略家が、会社と事業の成長を6つのフェイズに分類。

各フェイズでぶち当たる壁と、乗り越え方を徹底解説します!

創業者ではなく、実務家だからこそわかった超実践的な戦略の数々。

今の課題が明確にし、解決するのに役に立つ、まさにトラブルシューティングのような一冊です。

フェイズに応じて、戦略を変えろ!

「今の会社がこれからのぼっていく朝日なのか、それとも沈みかけている夕日なのかをまず見極めるべきです。

現在の会社のフェイズを正しく捉えることで、取るべき行動は変わります。

そこに成功と失敗の境界線があるといえるでしょう」(はじめにより)

事業も会社も、常に変化するものです。

フェイズが変われば、とるべき戦略も当然変わります。

本書では、成長のフェイズを 6つに分け、それぞれに必要な戦略を紹介します。

▽目次

プロローグ 6つの成長段階(フェイズ)を知る

〈→0〉起業前夜
〈0→1〉顧客の発見
〈1→10〉商品の完成
〈10→30〉採用と組織づくり
〈30→50〉新規事業開発
〈50→100〉上場に向けて

エピローグ 〈100〉の先へと進むすべての人へ

自分の会社がどのフェイズにあるのか、ひとめでわかるチェックリストも付いているので、活用しやすい1冊となっています。

本書を通じてつまずくポイント、差がつくポイントを学んでいきましょう!

Q.頭の中のアイデアをどうやって試作品にすればいい?⇒〈→0〉起業前夜
Q.最初のお客さんを見つけるコツは? ⇒〈0→1〉顧客の発見
Q.商品の仕様、特に値づけはどのように決める? ⇒〈1→10〉商品の完成
Q.多様性(ダイバーシティ)を求めてはいけないフェイズがある?⇒〈10→30〉採用と組織づくり
Q.新規事業展開のタイミング、その見極めは?⇒〈30→50〉新規事業開発
Q.上場のメリット・デメリットは?⇒〈50→100〉上場に向けて

(提供:Biglife 21)

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